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明日の数学Gallery
落書き
ここは数学というより数学的なobjectが含まれる落書きを見て休憩するコーナーです。
「Eisenstein多項式のNewton polygonの滑り台の上で遊ぶにゃった」(2020年 鉛筆)

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Eisenstein多項式のNewton polygonは、図のようなslope 1/nの直線になる。その上に、子猫(にゃった:漫画ねこぢるのキャラクター)が一匹座っている。
f(x)のNewton polygonが一直線になることと、f(x)の根の付値が全てその直線のslopeと等しくなることは同値だった(ノイキルヒ の「代数的整数論」の命題6.3を参照)。
そのことを使って、p進数体上のEisenstein多項式の既約性を、Newton polygonを使って証明している(整閉整域上既約なら、その商体上も既約という、いわゆるガウスの補題を使ってはいないことに注意)。
DVRの上でp進整数環がDVRであることを確認する猫
(2019年 鉛筆)

DVRの定義は色々あるけど、Local PID which is not a field、というのはノイキルヒ も採用しているわかりやすい特徴付けの1つ。p進整数環は代表的なDVRとして知られるが、改めてこの定義に照らしてp進整数環がDVRであることを示してみよう。
任意のイデアルが単項であることを示す。Iを0でないイデアルとする。aをイデアルIの元でp進付値が最小のものとすると、I=(a)となることを示す。
(a)⊂Iは明らかなので、I⊂(a)を示そう。∀b∈I,b/a∈Zpであるから、b∈(a)⊂Iより、I=(a)である。よってp進整数環の任意のイデアルは単項であり、PIDであるとわかった。
a=p^nu(uは単元)とかけるから、(a)=(p^nu)=(p^n)である。後は、上の猫が言っているのと同様に、0でない素イデアルは(p)の身であり、局所環であることがわかる。体でないことは0以外にもpなどが可逆でないことからわかる。
数学のクイズ大会があったら↓(2020 鉛筆)

印刷して🔲に書き込むことで、色々なバージョンが作れます↓

キャラクターは左からカカシ先生( Naruto),マキマさん(チェンソーマン ),クロロルシルフル(Hunter×Hunter),小林先生(うえきの法則), 悲鳴嶼行冥(鬼滅の刃)
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